2015年8月31日月曜日

はちゃめちゃ兵站

三国志演義では大軍の戦いが結構出てくるが
その数字は割とおおらか(?)な印象である。
例えばハイライトである赤壁の戦い。
曹操軍は80万という設定だ。この兵の大半は
河北からの行軍で、疲れているという設定だった。
つまり何100キロも80万人を歩かせてきた
ということになるのではないか。
80万人をゾロゾロと歩かせるために
どれだけの馬や荷台や食料が必要だと思っているのか。
(と言っておきながら僕もちょっと想像がつかない)
そもそもなんで80万なんだろうか、当時の曹操の
領土から、最大で80万ぐらい動員できますよみたいな根拠が
あったのかな?各都市から2、3万人派遣して
それだけの数に膨れ上がったってこと?
兵站の事を考えたら、結構無理がありそうだなあと思えてくる。
1/10とまでは言わないけど80万はちょっと盛り過ぎ感はある。
元ネタの戦いもあることだし、大人数を言っとけば演劇で盛り上がっただろう。



2015年8月17日月曜日

埋没費用感覚

僕は昔から埋没費用(サンクコスト)の考え方を
日記で何度か書いている。

この埋没費用とはどういうものか。
例えば1年かけて、費用10億円を使ってビル建設の為の
計画を進めてきた。しかし計画は難航し、建設計画そのものを
中止すべきではないか、という意見も出てきた。
もし中止してしまうと、今まで使ってきた1年と10億円が
無駄になってしまうから、無理をしても建設計画は
進めなければならないのではないか。
みたいなケース。ここでは1年と10億円が埋没費用ということになる。
この埋没費用は、物事を完了させるための必要な経費であり、
帰ってくるものではない。この埋没費用を無駄にしたくない
という考え自体は大事だが、優先しすぎると、
更に無用なコストを重ねてしまうこともある。
先の例では、もし計画を中止すれば、未来に発生する
無用な時間とお金を消費することは少なくとも回避できる。
その浮いた時間と費用を代替案に回せばよい。
つい先日も、世間でも、巨大建造物の計画を
どうするか?というニュースが出ていた。
埋没費用はどうやったって帰ってはこない。勿体ない、取り戻そう、
という呪縛から解放されれば柔軟な手段も取れることもある。