2015年1月31日土曜日

埋め合わせてその感覚

例えば、暑い日は冷たいものを欲する。寒い日だと暖をとりたくなる。
このように考えるのは割と一般的だと思う。感じたものから
今あるといいなと思う何かを欲するということは自然に思える。

同様に、娯楽的なものでも、近いことは言えるかもしれない。暴力的な要素が強い
作品が台頭するということは、それを欲した時、自分はどういう状況下なのか、とか
考えてみると面白いかもしれない。
ところで、欲の種類や内容によっては、一度その欲を満たすと、次にまた発生する欲は、前と同じ分量の刺激では満足できない、なんてこともある。欲を昇華するための要素は、何かの作品であれば、極端な表現が多くなり、過剰な表現で見る者に訴えかけてくるかもしれない。同じ欲を何度も発生させているということは、状況は変わっていない、とも言える。それだけ要求するものも短期間で強い刺激のものになる可能性もある。
特に、善し悪しの話ではないが、今はちょっと気を抜くと自分にすぐ偏りが
できてしまうような気はする。

2015年1月13日火曜日

意図のトレス

絵や映像が完成に行きつくまでには、色んな制作工程を経ているので、ぱっと完成品を見ただけでは、なぜこうなったのかは分からないこともある。
それを知るためには、絵コンテが役に立つ。絵コンテは漫画やアニメや実写映画、CM等で、作品を完成させるためのプランの書かれた、いわゆる設計書の工程だ。だから、完成した映像等を検証したい時は、その絵コンテと照らし合わせるとより理解度は深まる。
しかし、一般的に絵コンテが世の中に商品として出回ることは少ない。たまに、アニメ設定資料集等で絵コンテも掲載されていたりするけど、例えば1話まるまるの物量の絵コンテを掲載していること自体は珍しい。絵コンテは1ページや2ページ掲載しているだけではあまり意味が無い。
そこで、自分が気に行った映像等で、もっと秘密が知りたいと思った時にする手段として、「逆コンテ」がある。逆コンテとは、完成された映像を見てそれを絵コンテに起こすことだ。僕は学生の頃からこの逆コンテを趣味で描いていた。
音楽に例えると、絵コンテは楽譜に当たるだろうか。僕は楽譜についてはよくわからないけど、人が作ったプロセスをなぞれるという意味では近いかもしれない。そして、逆コンテは、音楽でいうところの、耳コピにあたるのではと想像する(僕は耳コピで音楽を作ったことはないので、実際に近いかどうかは分からない)。

この逆コンテは、完成映像から設計書を想像して、実際に設計書を起こしてみる作業なので、この設計書の精度が上がるということは、完成品からいろんな要素を自分が拾っているということでもある。つまり、「気づき」みたいな能力が問われる作業とも言える。巨大な迷路をゴールからスタートに向かって進むみたいな作業を楽しみたい人にはオススメである。

2015年1月1日木曜日