2011年3月27日日曜日

その瞬間を感じる

未来の結果を案ずるあまり、あまりにも突飛な夢や目標ポイントを設定する、という経験は多くの人が体験したことがあると思う。しかしその未来の結果は、今の瞬間を積み重ねて初めて到達できる。ある書籍を読んで、これは映像の作り方にも関係することであると感じた。
ほんの一瞬の輝きでもいい、その輝きが連結して、トータルを高めることが出来たら、それはきっと素晴らしい作品となりうる。

2011年3月26日土曜日

レイヤチェンジ

漫画、アニメーションではしばしば転校生が教室で紹介されるシーンが使われる。それは、彼や彼女らにとって、間違いなく転機の瞬間であり、物語を描きやすく、かつ視聴する多くの人が何かしら目にしている光景のため、作品に組み込みやすいというのが大きな理由である。今までのレイヤがチェンジする瞬間である。

日々私たちが視聴したり読んだりする作品の殆どにはこの「変化」が組み込まれている。ごく普通の少女が魔法使いに変身するのも変化であるし、浪費癖のある主人公が何かのきっかけで節約を始めることも変化だ。そして私たちはその変化の描写が優れていればいるほど、心を動かされる。感動する。

レイヤチェンジの瞬間は週刊誌の漫画では読者を飽きさせないためにいろんなきっかけでその変化は描かれる。例えばページをめくる瞬間にもその変化は訪れる。本来このページをめくるという変化は作品そのものの変化とは関係ない。ただ読者の行動である。しかしこの手法はどんな漫画でも大なり小なり使われている。いわば私たちリアル側での「変化」、レイヤチェンジである。

現実レイヤと作品レイヤ、両方に変化を加えたとき、さらに人の心の感動は増幅されるのだろう。

2011年3月25日金曜日

記憶のパノラマ

貴方達は、日々変化をし、その変化は空間に反映される。それは自分たちの住む世界で得た情報や知識経験に基づいて構築される。情報量が多かったり、ちょっと異質な情報が混じったりもするかもしれない。年齢を重ねることによってもその光景は変化する。もちろん、変化をしたのは貴方である。

例えば大人が見える小学校の校舎と、子供からみた小学校の校舎の見え方が違うように。私たちは大人になるにつれ、かつて居た学舎がかくも小さいものだったかと驚く。しかし子供のころはそれにが気付かないのだ。多くの人たちは忘れてしまっただろう、廊下を走って先生に怒られた記憶、学級会の様子。油引きをしたあとの匂い。体育館の冷たい床。校庭の砂利。教室で買っていた熱帯魚(餌当番のために早起きした時の誰もいない教室)。それぞれの記憶の中に、空間はボトルキープされている。
貴方の記憶のパノラマは見えますか?

2011年3月21日月曜日

接続される

大きな空間の中に存在する個人個人の空間。そのパーソナルな存在同士を繋ぎとめるもの。場所、組織、情愛、家族、世界。
どんな映像を描くにしても、キャラは一人ではなく、きっと周りの人との干渉によって生きているはずだ。彼らがその空間でどうやっていきているのか、物語を作り上げているのか。接続される個人空間の組み合わせは限りない。これは考えを広げてみると、面白い。

今考えているのは、普段はありえなさそうな「接続」がきっかけで、バカな展開に発展してゆくような映像だ。